【8/31】防災まちづくり学校(東久留米市)でお話しさせて頂きました
8/31、東久留米市にお伺いしました。
「防災まちづくり学校(主催 NPO法人東久留米市文化協会)」でお話しさせて頂きました。
テーマは「協働型災害訓練・災害支援とフードバンク」。
80分の時間の中では、
まず、私が代表を務めるフードバンク埼玉の活動と、本年1月に発災した能登半島地震支援についてお話しをさせて頂きました。
フードバンク埼玉は、東日本大震災の際にさいたまスーパーアリーナに避難してきた福島県から避難してきた2000人の日々を支えた食糧支援活動が起点となり、震災後、埼玉県内の食糧支援ネットワークとしての活動がスタート。生活支援窓口やフードパントリーネットワークへの食糧支援を行い、年間取扱量は当初の28トンから、今では138トンにまで増加しています。そのため、私たちならではの課題があり、その点についてもお話ししました。
また、本年1月に発災した能登半島地震では、これまでの食糧支援ネットワークを活かし、災害支援NPOらに迅速な食料提供を実施。七尾市を中間拠点に添え、輪島市まで何度も水や食料を届けることができました。中でも、道路が寸断され孤立化した牧場にドローンを使って大量の水を届け、家畜の命を繋いだ事例が新聞でも取り上げられたことを紹介させて頂きました。
後半では、毎年2月に開催している「協働型災害訓練」について。
これまでの震災の経験と教訓をこれから起こりうる大規模災害に活かそうと、平成25年度国土交通省広域的共助推進事業とスタート。これまで11回の開催を重ねてきました。災害支援団体のリーダーズ研修として、災害支援や災害技術・知識をケーススタデを通して学ぶ。会場の建物を使い、フルスケールでの災害訓練を行ってきたことなどをお伝えさせて頂きました。
今年度は来年2月7日〜8日の日程で開催予定です。テーマは「学生のチカラ、地域のチカラ」。
昨年度に続き、地元の日本保健医療大学の2年次看護学生もカリキュラムの一環として参加し、災害支援で重要な共助について、多視点で考えることの重要性を数々の事例から学んでいきます。そして、今年度も会場建物を使いフルスケールでの災害訓練を実施する予定です。詳細は後日お知らせいますので皆さん是非ご参加ください。
この度は貴重な機会を頂きありがとうございました。
「協働型災害訓練in杉戸」開催概要(予定)
日時
・2025年2月7日(金)9:00〜18:00
・2024年2月8日(土)9:30〜18:00
場所
①彩の国いきいきセンターすぎとピア(〒345-0024埼玉県北葛飾郡杉戸町堤根4742-1)
②zoom(オンライン)
対象
・最新の災害支援が知りたい人や団体
・ICSを学びたい防災担当者、関係者
・災害支援の仲間と出会いたい人や団体 など
参加費 未定
定員 会場参加50名・zoom参加200名
参加 ①②いずれも専用サイトから事前の申込が必要です
その他 会場宿泊(寝袋持参)、懇親会・雅楽の湯利用(費用別途、自由参加)
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