<報告>災害ボランティア団体ネットワークネットワーク検討会議
埼玉県危機管理課が主催する
「平成30年度第1回災害ボランティア団体ネットワークネットワーク検討会議」
に参加してきました。
異動で今年度から担当の職員さんも代わり、
参加団体と県職員との顔つなぎの場となりました。
参加団体は昨年度から出席している方々ばかりなので、
「どうも」「お久しぶりです」と言った感じで、ネットワーク感があったのですが、
県職員は全く関係ない部署から異動されてきたこともあって、
昨年度までの動きを把握するのにご苦労をされていたようです。
各団体は災害対応のプロとして活動していますので、
そんな状態だと、感想や報告はどうしても長くなりがち。
自己紹介だけで軽く1時間が過ぎてしまいました。
昨年度は図上訓練ワークショップまで行っているので、
今年度はさらに進まないといけない。首都圏災害は待っていてくれません。
そこで、後半は以下のような提案を行いました。
以下、
<すぎとSOHOクラブ・NPO埼玉ネット・市民キャビネット災害支援部会・立正大学>
からの提案。
災害ボランティア団体ネットワークネットワークは、
県内の様々な災害対応可能な団体がつながり、様々な災害に対して対応・支援することを目的とする。
今後、以下の3つの「つなぎの場」をつくり、その目的を果たす。
1.ネットワーク会議(本会議)=顔つなぎの場
団体、行政、企業が繋がる場とする
※団体以外にも企業などもこの場でつながるよう仕向けるべき
2.図上訓練ワークショップ=コトつなぎの場
行政からの情報や各団体のレポートなど情報共有とリテラシ向上など、コト(情報)を繋ぐ場とする
※県で年1回行うボランティア団体ネットワーク訓練をもっと有効活用すべき
3.協働型災害訓練in杉戸=チカラつなぎの場
防災減災の最新情報やICS図上訓練を通して対応力の向上や具体的プロセス構築、災害対応における各団体のチカラを繋ぐ場とする
※我々が行う協働型災害訓練も活用してもらい、より実践力のある団体を育て上げるべき
昨年度決めたはずの「彩の国会議」という通称もいつの間にか無かったことになっていたり、と
担当が変わったことで、それまでの時間が巻き戻された感が否めませんでした。
県民の命が掛かっている政策が個人に由来するなどありえません。
最後に昨年度同様に幹事団体が決まり、
今後は幹事会において議論を深めていくことになりましたので、
幹事会の場を活かしながらめげずに愚直に働きかけていきます。